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情熱を持って取り組める
社会的意義のある仕事
情熱を持って取り組める社会的意義のある仕事

法務スタッフ

J.M 2016年中途入社

PROFILE
前職は運営母体でもある虎ノ門法律経済事務所。
シニア総合サポートセンターに勤めて
9年以上経つ今でも
丁寧に情熱を持って会員様に向き合う。

前向きに捉えた
法律事務所からの出向

私がシニア総合サポートセンターで働き始めた経緯は少々変則的です。もともと法律関係の仕事がしたかった私は、ロースクール修了後に、司法試験を受けましたが、結果は不合格。それでも法律に関わる仕事を諦められず、入所したのが当法人の運営母体でもある虎ノ門法律経済事務所です。秘書職としての採用でした。

 

転機は入社して3年ほど経った頃に訪れました。所長からシニア総合サポートセンターへの出向を告げられたのです。同じグループといえど、最初はシニア総合サポートセンターのことはまったく知らず、出向を告げられた時に初めて存在を知りました。もちろん最初は驚きましたが、それ以上にありがたい気持ちでいっぱいでした。ちょうど秘書としてずっとやっていくかどうか迷っていた時期で、良いきっかけになると思い、前向きに受け止めていました。

生活支援と連携することで
会員様の信頼を得られる

法務部の仕事は法律関係全般の対応です。当法人の場合は、身元保証契約を入口にお付き合いが始まり、終活領域まで幅広くサポートしています。遺言作成の支援、将来の判断能力低下に備える任意後見契約、ご逝去後の相続手続き、後見人就任、財産管理、各種代理などを一貫して行なっています。

 

同様の仕事は銀行や弁護士事務所でもありますが、当法人の場合、身元保証を通じて、会員様の「生活全体」を見ていることが特徴です。生活支援のスタッフが日常的に関わり、信頼を得てくれているのも大きな違いです。私たち法務部の仕事を噛み砕いて橋渡ししてくれるので非常に助かっています。

理解してもらうのが
難しいからこそ丁寧に

任意後見は少し複雑で分かりづらい分野です。だからこそ、ご本人やご親族、銀行など様々な関係者に説明し、納得いただいた上で、契約や手続きが前に進むとやりがいを感じます。超高齢社会の現代において、法律的な課題を解決・サポートし、社会的に貢献できるのはこの仕事の面白いところだと思います。

 

難しい点は身元保証のサービスがまだ社会的に認知途中なところです。初めて会員様とお会いした際にはどうしても「何者だろう?」という気持ちにさせてしまいますし、取り扱うサービスの概念自体が難解です。高齢者の方でも分かりやすいように、話すテンポや説明資料を工夫したり、表現の仕方に配慮して丁寧に伝えるように努めています。

向いているのは情熱を
持って仕事に取り組める人

今までの仕事と別の業種ではありますが、周りの方が優しくフォローしてくださったので転職後のギャップはありませんでした。

また、前職での経験も役に立ちました。裁判所とのやりとりに抵抗もありませんでしたし、文書作成についても基本が身についていたのは良かったです。

 

法務関係の知識や経験の有無も大事ですが、淡々とした仕事を苦に思わないタイプの人はこの仕事に向いていると思います。それでいて、この「社会的に重要な仕事」に対して情熱を持って取り組める人だと良いですね。

今後私自身は今まで以上に営業・生活支援・法務の連携を滑らかにする潤滑油のような存在を目指していきたいです。物事が円滑に運ぶようにコミュニケーション能力をさらに磨いていきます。

ある日のスケジュール

8:00

コロナ期の時差出勤を機に早出出社を継続、メール確認、その日のタスク整理

10:00

郵便・戸籍等の受発送、遺言文案の作成

12:00

昼食

13:00

面談、相続手続の実務や任意後見の準備

16:00

記録・文書作成・関係各所への連絡

17:00

退社

休日の過ごし方

休日の過ごし方

子どもと遊んだり、お稽古ごとの送迎など家族と過ごす時間を大切にしつつ、リフレッシュするようにしています。

求職者の方への
メッセージ

現代の高齢社会では仕事は尽きず、非常に重要でやりがいのある仕事です。ぜひあなたの力を貸してください。