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本人の意思を尊重し
一人ひとりに
誠実に向き合う
本人の意思を尊重し一人ひとりに誠実に向き合う
Y.S 2024年中途入社
入社して間も無く法務部の管理業務を任されるように。
本部法務を他支部からも頼られる存在にすべく、
会員様に対しても部内に対しても誠実に向き合う。
高齢者の支えになる
仕事を求めて転職
私はこの法人で働く前は、法律事務所で働いていました。転職を考えたきっかけは二つあります。一つは長く仕事を続けてきたことで、今までと違う仕事をしてみたい気持ちが芽生えたから。そしてもう一つは、相続・遺言・後見などご高齢者に関わるご相談が年々増えている実感があり、その方達の力になれる仕事をしたいと思ったからです。
当法人のような身元保証をメインにしている業種・業界があることは、転職活動をしてから初めて知りました。自分が求めている仕事に近いと思い、その後は同業他社も含めていくつか比較しました。その中で決め手になったのは、法律事務所が母体で、理事長が弁護士という安心感。そして同業の中でほぼ唯一の公益法人という点です。面接時に職員の方から受けた印象が「自分に合っていそう」と思ったのも大きな理由の一つです。
法務部の業務に加えて
部内の仕事の管理も
法務部の仕事は、任意後見契約や遺言作成のサポート、任意後見の発動後に後見人として生じる各種事務作業、遺言執行などです。私の場合は法務部長として、案件全体の管理、職員の進捗・業務量の把握、各種会議への出席をはじめとした管理業務も行なっています。
新規契約の情報は基本的に私を経由する仕組みになっていて、さらに後見開始、ご逝去などの情報も逐一社内共有されています。これらの情報から、スタッフ一人一人の現在の仕事量、今後どのような業務が発生するかを把握し仕事を配分するのも私の仕事です。案件の数や人員の変動にもよりますが、現在は実務と管理の割合が7対3くらいで実務寄りの働き方をしています。
裁量があるからできる
会員様ファーストの対応
私がやりがいを感じる瞬間は会員様からの感謝の言葉をもらったとき。そしてそれ以上に「自分なりに良いと思える作品」ができたときです。たとえば遺言作成で、会員様へのヒアリングが良い形で行えて、文章にしっかりと落とし込めたときの満足感などがそうです。私の場合は他社からの評価よりも自己納得をモチベーションにしています。
この仕事は一人ひとりが考えて働ける裁量があり、その上で、会員様ファーストで柔軟に対応できます。だからこそ答えは一つではありません。オーダーメイドで会員様が求めていることを探り、法的視点とご意向のせめぎ合いを調整するのは一筋縄ではいきません。法的に不可能な場合は、理由を丁寧に説明し、代替案を提示する必要があります。要望の背後にある本心を掬い取る意識も大切です。遺言はご本人以外の思惑が絡みやすく、第三者が同席して口を挟むことも珍しくありません。私は常に「ご本人の意思」を中心に進めていくことを徹底しています。
今後は本部法務を
当法人の司令塔に
会員様の人生に大きく関わる仕事ですので、デリケートな場面も多くあります。過去には、余命1ヶ月の方の病室で緊急に公正証書遺言を作ったことがあります。公証人に「今すぐきてください」とお願いし、なんとか間に合ったのですが、その数日後に入院されていた方はご逝去。その時はすぐに対応し間に合わせることができてホッとしました。
この仕事に向いている人は「優しい人」だと思います。それは他人だけでなく、自分に対してもです。今はありがたいことに忙しくさせていただいています。全部の仕事を完璧にこなすのは無理です。優先順位をつけて、良い意味で肩の力を抜ける人の方が、重圧などに押しつぶされず働いていけると思います。
将来的には私が所属する本部法務を全国支部の司令塔にしたいと思っています。支部からのお問い合わせに全員が応えられる体制にし、シニア総合サポートセンターのハブ的な立ち位置に成長させていきたいです。
ある日のスケジュール
9:00
出社、会議準備、資料の読み込み
10:00
部内や他部署との会議、採用面接対応
12:00
昼食
13:00
外部弁護士(相続財産清算人)と打ち合わせ
16:00
文書作成・案件進捗確認など
18:00
退社
求職者の方への
メッセージ
楽しく、自由に、自分で考えて動ける部署です。考えるのが好きな方のご応募お待ちしています。